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株式投資の始め方 | 株式・オプショントレーダーがゼロから教えるトレード攻略法

なぜいくら勉強しても株式投資で勝てないのか?元経理部長トレーダーが、初心者でも失敗しない株式投資の始め方を徹底解説。「これを知らずにトレードすると損する」お役立ち情報を含めた攻略法をお伝えします。

年別:2016年
うねりとれ~るの使い方解説
うねりとれ~るの使い方解説

うねりとれ~るの使い方を解説します

 

うねり取りの練習補助ツール「うねりとれ~る」の配布を開始しましたが、多くの方にご請求いただきとても嬉しく思っております。

 

 

うねりとれ~るの使い方を説明した動画を作成しましたので、多少なりとも参考になれば幸いです。

 

 

利用法のポイントは、建玉操作を行ったあとの建玉の状態を記録していく点です。

 

「0-1」から2単位買い増しした場合には、「0ー3」と入力してください。

 

1-2-3と3回の分割売買を行った場合には、

 

「0-0」⇒「0-1」⇒「0-3」⇒「0-6」

 

のように建玉が変化していくこととなります。この場合の入力は下図のとおり。

 

input01

 

動画で説明したものは、あくまでもうねりとれ~るの使用方法の説明ということですので、うねり取りというレベルではないトレードですが、私自身も練習を重ねて本格的なうねり取りができるよう技術を向上させていきたいと思っています。

 

やっぱり練習が第一です!

 

相場師朗さんのセミナーや教材がたくさん出回っています。うねり取りが学べる環境としても相場ゼミ(株塾)、7step株式投資メソッド、「株は技術だ!」などがありますが、どういう手段で取り組むにしても欠かすことができないが練習ですよね。

 

相場ゼミのコメント欄を見ていると、せっかく株塾や相場ゼミに入ったのに途中で断念されている方がおられるようで、本当にもったいないことです。

 

初心を忘れず、うねりとれ~るの利用者様とともに成長していけたらいいなぁ、と思っています。

 

>>うねりとれ~るの入手方法はこちらから<<

うねり取り 少資金で始められる銘柄群

うねり取りの分割売買には、多額の資金が必要?

 

うねり取りは、建玉を何枚も重ねるのが特徴で、「買い」を入れる場合でも何回かに分けて建玉をしていきます。分割売買ということで無料動画などでもじっくりと説明されています。

 

「買いたいときに買いたいだけ買う、建てられるだけ建てる」

 

というのはリスクが高いですし、建玉の操作によるリスクヘッジもできません。分割売買のやり方がまだよくわからないという場合は、こちらの動画でしっかりと復習してみてくださいね。

 

 

こちらの無料動画では、前半では局面の分析方法、20分から建玉の操作について詳しく説明していただいています。

 

相場師朗さんの教材等で推奨されている建玉の方法は、「1ー1ー2」「1ー2ー3」などがあります。もし、あなたが、1単元の株式を買うのに30万円かかる株を選んでしまうと、「1ー2ー3」で計6000株を買うとなると最低180万円の資金が必要な計算となります。

 

これだと、うねり取りを進めるためには、かなりの資金が必要になることを懸念される向きもあるかもしれません。

 

少額で投資できるうねり取り銘柄群があるんです!!

 

うねり取りは、一定の条件を満たしてれば、どんな銘柄を選んでも問題なく取り組むことができます。

 

具体的には、JPX400という日本を代表する400銘柄を東京証券取引所がお墨付きを与えた優良銘柄群から選んでおけば間違いがありません。

 

じっくりとうねり取りの分割売買に取り組んでもそれほど資金が必要とならないよう、JPX400に採用されている優良銘柄の中から小資金でトレードができる銘柄をいくつかピックアップしてみました。

 

3万円以下で買える銘柄

 

三井住友建設(1821) 東1
みずほフィナンシャルグループ(8411) 東1
オリエントコーポレーション(8585) 東1
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765) 東1
双日(2768) 東1

 

5万円以下で買える銘柄

 

USEN(4842) JASDAQ
セブン銀行(8410) 東1
カブドットコム証券(8703) 東1
北洋銀行(8524) 東1
ヤフー(4689) 東1
いちごグループホールディングス(2337) 東1
りそなホールディングス(8308) 東1
日本水産(1332) 東1
VTホールディングス(7593) 東1
三菱UFJリース(8593) 東1
野村ホールディングス(8604) 東1
群馬銀行(8334) 東1
コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186) 東1

 

 

7万円以下で買える銘柄

 

東海東京フィナンシャル・ホールディングス(8616) 東1
丸紅(8002) 東1
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) 東1
八十二銀行(8359) 東1
東急不動産ホールディングス(3289) 東1
三菱ケミカルホールディングス(4188) 東1
安藤・間(1719) 東1
グリー(3632) 東1
ルネサスエレクトロニクス(6723) 東1
九州フィナンシャルグループ(7180) 東1
タカラレーベン(8897) 東1
レオパレス21(8848) 東1
名村造船所(7014) 東1

 

10万円以下で買える銘柄

 

国際石油開発帝石(1605) 東1
リコー(7752) 東1
三和ホールディングス(5929) 東1
タダノ(6395) 東1
エヌ・ティ・ティ都市開発(8933) 東1
ミネベア(6479) 東1
長谷工コーポレーション(1808) 東1
ヒューリック(3003) 東1
東レ(3402) 東1
クックパッド(2193) 東1
東急建設(1720) 東1
日本発条(5991) 東1
大林組(1802) 東1

 

 

10万円から始めるうねり取り

 

例えば、ヤフー(4689)  を例に取りますと、最小取引単位が100株ですので、約400円の株を100株買い付けるために必要な資金は約4万円となります。

 

仮に分割売買により、6単位=600株を買い付けた場合には24万円の資金で十分ということになります。(信用口座があれば、3倍の買い付けが可能となりますので、24万円の株式を買い付けるのに必要な資金は8万円程度になります。)

 

最も少額で取引が可能なのが、三井住友建設(1821)です。なんとこの株は最低取引単位の100株を買い付けるのに必要な資金は約1万円です。分割売買で何度も買い下がったとしても10万円あればうねり取りを行うことは可能です。

 

このように、上手に銘柄選択をすれば少ない資金でも堂々とうねり取りを行うことができますね。

 

上記の銘柄群をぜひ参考にしていただいて、うねり取りの実践を重ねて億の資産構築を目指してコツコツと進んでいきましょう!!

 

(本記事作成時点の最新の株価データを使用してます。株価の変動により、必要資金が変化する可能性がある点はご了承ください。)

うねり取りの弱点・デメリットはあるのか、の考察

うねり取りは株式相場の波を大きく利益に変えていこうというトレード手法となります。

 

株価の上げ下げという特性を利用していること、また流動性の高い大型株を対象としていることで大きな失敗をする可能性が非常に低いと考えています。

 

うねり取りで億単位の資産を作った人が大勢いるうえ、5億円、10億円と同じやり方を続けているだけでどんどん資金を増やすことができるのが最大のメリットと言えましょう。

 

うねり取りの弱点・デメリットは?

 

そんなうねり取りに弱点やデメリットはあるのでしょうか。私が思いつくうねり取りのデメリットについて考察してみます。

 

うねり取りは時間がかかる

 

うねり取りはスイングトレードという数日から数週間のトレードを継続する手法ですので、仕掛けから利益を確定するまでに時間がかかることは間違いありません。

 

時間がかかる分、値幅も大きくなりますし、当然利益も大きくなっていくのですが、今すぐパッパと儲けたいという人には向かないかもしれません。

 

うねり取りは時間はかかりますが、トレードに費やす時間は日に数分、チャートを見て判断するだけとなりますので、トレードに費やす時間と収益とのバランスでみると最高にパフォーマンスが高いです。

 

 

うねり取りはそれなりに資金が必要?

 

うねり取りにはそれなりの資金が必要ということですが、まずはできるところから始めて見るという考え方も大切かと思います。相場師朗さんの壮大なうねり取りのように1回のトレードで数千万円の利益を出すことは将来の夢として、まずは自分の資金と相談しながら取り組む方が良いでしょう。

 

「株式投資は資金が必要だから、少額からスタートできるFX」なんてことが言われていることもありますが、本当でしょうか?

 

たとえばみずほフィナンシャルグループの株は100株から購入できますので、最低投資金額は2万円を切っています。10単位買っても20万円で十分です。(信用口座が開設できれば、実弾はもっと少なくてよいです。)

 

資金がない、、、と嘆くよりも、取り組みやすい株を探してみましょう!!

 

相場師朗さんがうねり取りに必要な出来高がある銘柄群として推奨しているJPX400採用銘柄の中には少額から取引可能がかなり多くあります。

 

5万円程度でトレードできる銘柄をピックアップしてみましたので、少額から始めたいという場合はこうした銘柄から対象銘柄を選んでみてはいかがでしょうか。

 

みずほフィナンシャルグループ(8411)  東1
オリエントコーポレーション(8585)  東1
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)  東1
双日(2768)  東1
USEN(4842)  JASDAQ
セブン銀行(8410)  東1
カブドットコム証券(8703)  東1
北洋銀行(8524)  東1
ヤフー(4689)  東1
いちごグループホールディングス(2337)  東1
りそなホールディングス(8308)  東1
日本水産(1332)  東1
VTホールディングス(7593)  東1
三菱UFJリース(8593)  東1
野村ホールディングス(8604)  東1
群馬銀行(8334)  東1
コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)  東1
東海東京フィナンシャル・ホールディングス(8616)  東1
丸紅(8002)  東1
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)  東1
八十二銀行(8359)  東1
東急不動産ホールディングス(3289)  東1
三菱ケミカルホールディングス(4188)  東1

 

 

結論

 

うねり取りは時間がかかるという弱点がある反面、トレード自体にかける時間はごく短いので、仕事や趣味の時間をたっぷり取りたい人に向いているトレード手法。

 

会社勤めをしていて、歌を習ったり発表会の練習をしたりする私からすると、チャートに張り付いているのは時間の無駄に思えてしまうので、うねり取りは最高の手法にも思えてしまいます。

 

資金に関しては、「できる範囲でスタート」というのが最善策となります。資金が貯まるまではうねり取りの練習にひたすら取り組むのも悪くありません。

 

こうしてみると、うねり取りの弱点・デメリットは、取り組み方次第ということになりますね。早めに取り組んで、うねり取りを身に着けてしまうのが得策だと思いますよ。

 

うねり取りの建玉の単価計算方法
うねり取りの建玉の単価計算方法

うねり取りの練習ができるエクセルツールの配布をスタートしています。

 

(詳しくはこちらの記事をご覧ください)

 

たんぽぽさんからご質問をいただきました!

 

ところで、例えば建玉(1000円・200株、1200円・300株、1500円・500株買った計1,000株)のうち途中で含み損(現在値1,300円)が出て、200株はずして、買いを200株入れましょう。となった場合、どの200株を返済売するべきなのでしょうか。相場先生の著書には記載されていませんでしたが、何か決め事はあるのでしょうか。

 

証券口座で建玉を積み重ねていくと、単価が違う建玉が並んでいてどこから決済するのがよいのかと頭を悩ませることになりますよね。

 

相場師朗さんの著書「株は技術だ!」には記載がなかったとのことでしたが、7step株式投資メソッドの第7講 実際の売買練習方法においてサラッと説明されていました。

上昇すると見込んで買建てしたのに安値を割り込んで下落した場合は、一旦全玉を手仕舞うのが望ましい、という文脈の中で、「もし仮に残すとしたらコレ」という説明だったと思います。

 

どの建玉から決済すればよいのかという具体的なルールとはちょっと異なるかなぁ、という印象を持っています。

 

 

会計の考え方では、先入先出法とか後入先出法とか、いろいろな考え方があるかと思いますが、うねり取りの建玉の操作を行った最終損益はどの計算方法を採ったとしても同じ結果になります。

 

「このトレードで3000万円の利益」というような説明は、すべて最終損益で説明されていると思われます。

 

うねりとれ~るは平均法を採用

 

私が提供しているうねり取り練習補助ツール うねりとれ~るでは、実現損益を総平均単価で算出する方式を採っています。

 

最終損益はどの建玉から決済しても同じわけなので、シミュレーションをする上でも複雑にする必要はないと考えたわけです。

 

(建玉を指定して決済、となると、ツールの計算式が複雑になりすぎて、私のスキルでは到底実現できそうにない、、、、、というのも理由の一つですが 汗)

 

うねりとれ~るのいいところは、含み損益を確認することができることなので、どの建玉から仕切るかということはあまり気にせずご利用いただけたらと思います。)

 

 

実際のトレードでは節税効果を重視!

 

 

仕掛けから手仕舞いまでの一連の建玉の操作における最終損益はどこから仕切っても同一になるのですが、唯一注意しないといけないのは年末年始にかけての仕掛けです。

 

われわれ個人投資家の所得税の計算をする上では、評価損益は考慮されず、年内に決済した取引の損益が課税対象となります。

 

今年の税金を少しでも抑えるためには、損失が出ている玉から切るのは鉄則です。損失が出ている玉を先に決済することで今年の税金を抑えて、翌年の納税時の資金流出を抑えることができます。

 

税金は資産運用においてはマイナスの効果しかありませんので、納税を少しでも遅らせることで資金効率を上げていきましょう。

 

逆に、年前半で損切りをしている場合には、利益が乗っている玉から決済するということもあるかもしれませんね。(こちらは損失の繰越控除ができるので、鉄則とまでは言えませんが、考慮する価値はあると考えています。)