- 投稿 2017/06/26
- くりっく株365
東京金融取引所でくりっく株の耳寄り情報をゲット
くりっく株は、くりっく株365という商品の略称です。このくりっく株365を運営しているのが東京金融取引所という、公的な取引所。
先日この東京金融取引所のセミナーに参加させていただく機会があり、大手町にある東京金融取引所でくりっく株365の詳しい説明を聞いてきました。
「目からウロコ」的な耳寄りな情報がありましたので、ぜひご一読ください!
くりっく株365とは?
世界の株価指数を少ない資金から手軽に投資・トレードすることができる比較的新しい金融商品です。
「少ない資金から」というところでピンときたかもしれませんが、高いレバレッジを活用することが可能な個人投資家向けの証拠金取引の一種です。
証拠金取引というと堅い感じですが、FXとか先物とかと同じ種類の金融商品ですね。
証拠金を預けれた上で、その何倍もの取引を行うことができるため、非常に投資効率がよいことはあなたも聞いたことはあるはず。
くりっく株は、取扱商品を世界の株価指数を対象とした証拠金取引を行っている点が大きな特徴なんですよね。
くりっく株を扱う東京金融取引所とは?
東京金融取引所は、もともとは金融機関向けに金利先物等のデリバティブ商品を提供している専門性の高い取引所です。
専門性の高い商品を扱っているので、東京金融取引所の利用者というのは金融機関や機関投資家に限られていました。
そんな東京金融取引所が、個人投資家でも利用できる公明正大な市場を作ろうとスタートしたのがくりっく365というFXを取り扱うサービスです。
東京金融取引所が初の公的FX取引所を開設
FXというのは、FX会社が個別で相対取引をしているだけで、公的な市場が存在しませんでした。それ故に、FX会社と個人投資家の間でさまざまなトラブルが多発、社会問題化していました。
そこで、2005年7月に東京金融取引所が問題解決の一助となるべくスタートしたのが、上述のFXの公的取引所であるくりっく365でした。
始まった頃のくりっく365の取扱通貨ペアはわずか4通貨ペアでしたが、いまでは取扱通貨ペアは24にまで拡大しています。
東京金融取引所は、安定した通貨取引を個人投資家に提供することができる唯一の取引所として重要な金融インフラとして存在感を高めています。
そして株価指数へ取扱商品を拡充
その東京金融取引所が、2008年10月から提供をスタートしたのが、株価指数を対象としたくりっく株365です。
外国為替の取引所として築き上げたノウハウを元に、高度な金融技術がふんだんに盛り込まれているのがくりっく株の特徴なんですよね。
くりっく株365の特徴とメリットは?
では、ここからはくりっく株がどのようなメリット・特徴があるのかをみていきたいと思います。
くりっく株365の取扱銘柄
くりっく株365で取引ができる株価指数は以下の4銘柄です。
日経225 NYダウ DAX(ドイツ) FTSE100(イギリス)
「たった4銘柄しかないの?」と思いましたが、内容を聞いていくと他の金融商品にはなかったメリットがたくさんあることがわかってきました。
実際のところ、かなり使えます!!さらに取引銘柄が増えてくれると可能性が広がりますが、それは今後の楽しみということで、現時点で取扱のある銘柄について、詳しく説明していきますね。
くりっく株365のNYダウ ETFより有利な点は?
特に注目に値するのが、NYダウ・DAX・FTSE100という海外の株価指数を国内の取引所で公設の取引できるという点。
中でも、NYダウのトレードが国内の公設取引所でトレードできる点が、素晴らしいと思います。
NYダウ世界を代表する株価指数であり、世界の冠たる超一流企業30社で構成されています。(改めて説明するまでもありませんね^^;)
そんなNYダウですが、これまでNYダウに投資したり、トレードしたりすることができる方法というのは意外に限られていました。
東京証券取引所に上場されているETF(上場投信)(銘柄コード1546)を買うとか、国内外のCFDを使うとか。
これらは取引時間が限られているとか、為替リスクを抱えているとか、必ずしも使いやすい商品ではありませんでした。
そうした不便を一気に解消、NYダウの値動きに連動する形で、しかも取引時間の制限がほとんどない形で提供されたがくりっく株365のNYダウです。
このくりっく株365のNYダウは、2016年6月に取引開始となりましたが、為替リスクが一切ない、取引時間が長い、高いレバレッジが活用できるなどの利便性の高さが人気になっています。
くりっく株365の225先物 日経平均先物miniより有利な点は?
また、くりっく株365の中で、不動の人気を誇っている銘柄が、日経225です。
日経平均は、毎日のように値動きが報道されていることもあり、個人投資家にとって最も馴染みのある株価指数ですよね。
NYダウとは異なり、日経平均には東京証券取引所で取引ができる「日経平均先物」「日経平均先物mini」という金融商品が存在しています。
「くりっく株365の225先物」と「日経平均先物」はライバル商品に相当することになるわけですが、くりっく株365の225先物には大きなメリットが存在しています。
それが、配当金が受け取れる点、それから限月がないから長期投資に向いているという点です。
いずれも長期保有目的に向いている特徴とも言えますが、それでいて取引時間が長く購入・売却がいつでも可能という短期トレードにも適合した特性も併せ持っています。
くりっく株365の225先物のメリットの中で、特に注目したいのが配当金を受け取ることができることです。
くりっく株365のなら日本企業のガバナンス改革にも対応可!
近年、コーポレート・ガバナンス改革が着々と進んでいる中、「余剰資金を溜め込めるだけ溜め込む」とも言うべき保守的な投資スタンスが変わろうとしています。
つまり、上場企業が配当を引き上げたり、自社株買いを進める動きが加速しつつあるのです。
日経225採用銘柄は、日本を代表する優良企業の集まりでもありますから、こうした時代の流れを敏感に反映し、今後も配当利回りが向上していくことが期待されますよね。
日経平均というインデックスを、レバレッジをかけて取引しながら、配当金までしっかり受け取れるくりっく株365が人気になるのも頷けます。
くりっく株365の取引時間
くりっく株365の取引は、朝8:30から翌朝の6:00まで休むことなく行うことができます。また、日本の祝日でも平日と同じように取引をすることができます。
「そんなに、へばりつきでトレードしないけど・・・」
と思われたかもしれませんが、へばりつくことができるのがメリットではありません。
この取引時間の長さ、祝日取引によって、思わぬ下落などの際のリスクヘッジが容易にできる点が、真のメリットなんですよね。
ゴールデンウィークやシルバーウィーク、そして年末年始の休暇、日本市場が閉まっている祝日でも海外市場では通常取引が行われています。
市場が閉まっている時に限って、突発的なニュースが出ることも十分考えられるわけですよね。
先日も、日本がゴールデンウィークの真っ最中である5月5日のこどもの日に、アメリカでは雇用統計という重要な経済指標が発表されていたりしています。
最近の雇用統計は、無事通過というのがほとんどではありますが、なにか突発的な値動きがないとも限らないわけでして、、
そんな時でも、くりっく株365なら、リスクヘッジや新規ポジションなど機敏な対応が可能となるのです。
ちなみに、そんな取引環境を支える監視ルームの様子はこんな感じでした。3交代でシステムの監視にあたっているとのこと、勤務されている方はさぞかし大変なんだろうなぁと思いました。
くりっく株365の取引戦略を考えてみました
くりっく株365の最大の魅力は、やはり配当金がしっかり受け取れることではないでしょうか。
しかもその配当金というのは、レバレッジをかけた上での投資金額に対して受け取ることができるので、非常に投資効率が良いのです。
具体的には、NYダウのくりっく株365ではNYダウ 1枚(1単位)約2,150,000円の取引をした場合に、年間約47,000円の配当金を受け取ることができます。
このNYダウ 1枚を買うのに必要な証拠金は、なんとたったの23,250円です。
23,250円の証拠金で、2倍相当の配当金が受け取れるなんて夢のようです・・・・
と、言いたいところですが、実際は価格変動リスクがありますので、流石に年率200%の配当金狙いの投資は難しいです。
でも、くりっく株365の商品特性を活用しない手はないわけで、安全性と収益性を両立させた形で運用できる作戦を考えていこうと思います。
このブログでは、くりっく株365の有効な取引戦略を練りあげて公開していきますので、ぜひ今後の展開にご期待下さい!
くりっく株365はどこの証券会社で取引すべき?
これまでご紹介してきたとおり、くりっく株365は公設の取引所で扱っている金融商品なので、くりっく株365は多くの証券会社で取引することが可能です。
ほとんどの証券会社(一部、商品先物会社が含まれます)が、「手数料がお得です」「豊富な情報提供」ということをウリにしているのですが、、、
結局のところ、どこで取引しても同じという感じになってしまっているのが残念です。
そんな中、唯一独自に戦略的なトレードを後押ししてくれる証券会社があります。それが、マネースクエア・ジャパンさんです。
マネースクエア・ジャパンが提供しているトラリピという取引手法があるのですが、特許を取得している優れもの。FXではかなり以前から活用されている人気です。
一定のレンジを設定するだけでプログラムが自動的に売買を行ってくれるので、知らないうちに資金が増えていくという驚くべき取引手法です。
そのマネースクエア・ジャパンも、くりっく株365の取扱をしていますので、FXの通貨ペアの代わりに日経225・NYダウ・DAX・FTSE100などの株価指数を対象としてトラリピを行うことができるのです。
通常のトレードと、トラリピ自動売買によるトレードの両方に対応しているのは、マネースクエア・ジャパンだけです。
くりっく株365の取引を始めるなら、まずはマネースクエア・ジャパンで口座開設をしておくのがベストな選択肢だと考えています。