- 投稿 2016/02/22
- 相場師朗 うねり取り
うねり取り vs デイトレード どっちが有利なのか?
相場師朗さんのうねり取りに注目して、いろいろと勉強をしているわけですが、うねり取りと、デイトレードはどちらが良いのかと頭をなやませています。
というのも、、、、
うねり取りというのは日足チャートを判断基準として、株価の大きな波を捉えて利益を確定していくスイングトレードです。
利益が出るまでに数日ポジションを持つなんていうことはざらにあるわけですね。
対して、特にFXで人気なのが当日中に仕掛けから手仕舞いを完了させるデイトレード(デイトレ)です。
ポジションの保有時間が極端に短いスキャルピングなどもありますが、一日でトレードを完了させるという意味では、デイトレの一部と考えることも可能かと思います。
スイングトレードとデイトレードの比較
ここで、スイングトレードかデイトレードかと言われれば、「断然、デイトレードが好き」というのが私の個人的な意見です。
その一番大きな理由は、夜寝る前にポジションをクローズするのが、精神衛生上有利だと考えているからです。
大体、夜中12時から1時までくらいはチャートをチラチラ見ながら就寝準備をしたりしています。
NY市場のオープニングからの流れで、大勢が決まって一方的に動いていくケースが多いのですが、方向性が決まったと思いきや朝起きてみると反対方向に相場が動いてしまうこともあります。
なので、安易なオーバーナイトは禁物というのが私の経験なんです。
(経験の話からすると、上昇期待の時には裏切られることが多いですが、下落期待の時には期待通り値下がりすることが多いような気がしています。)
寝るまでの間でポジションを決済するデイトレならば、夜間のNY市場での値動きを気にすることもありませんから、一切の不安がない状態で夜もぐっすり眠ることができますよね。
うねり取りとどう付き合うのか?
でも、うねり取りというのは、日足チャートをみて寄り付きに売ったり、買ったりという建玉の操作をするだけですから、当然オーバーナイトすることとなってしまいます。
ですからスイングトレードに分類したわけですが、朝ポジション操作をしたあとは、翌日の朝に株式市場が開くまではどうすることもできません。その間に、
まさかの相場の大変動が起こったらどうしよう??
と思ってしまいます。 想定の逆に動いた時に怖いのはスイングトレードの弱点なのですが、その反対に思惑の方向に動いてくれたところでは一気に利益が伸びるという側面も持っています。
一概にスイングトレードが不利だということは言えませんし、むしろリスク管理さえちゃんとしていれば、チャートを見ている時間が短い分だけ効率的にトレードができるというメリットは大きいと思います。
デイトレのトレードチャンスを狙ってずっとチャンスが来るのを待っていたりすると、
「こんなチャートとニラメッコするために、生まれてきたんじゃないんだよ!」
と言いたくもなってしまいますが、うねり取りのようなスイングトレードであれば、そんな不毛な時間の使い方をする必要はないのです。
うねり取りとデイトレードの融合が鍵
うねり取りとデイトレの融合が一番 うねり取りとデイトレードの融合ということで、うねり取りのポジションと同じ方向性にむけたチャンスがきた時だけデイトレを行うという技があります。
デイトレで利益を残している人の多くは、「トレンドに従って売買しましょう」といっていると思いますが、うねり取りでポジションを持っている場合には日足ベースのトレンドがしっかりと見えているはず。
うねり取りでポジションを踏まえてデイトレをすることで、より一層大きな利益を上げることができるようになるのです。
デイトレードが有利だとか、スイングトレードが嫌いだとか、、、
そんな小さいことは言わないで、うねり取りでど~~んと大きな利益を狙いながら、コツコツとデイトレでも稼ぐ二刀流が最も効率よく利益を稼ぎ出せるトレードではないかと思う次第です。
これは言い換えると、うねり取りが上達すると、デイトレードも上達する、ということでもあります。
うねり取りのやリ方を何度も練習して、らくらく利益をあげられるようになりたいですね。