2016年の記事一覧

株式投資の始め方 | 株式・オプショントレーダーがゼロから教えるトレード攻略法

なぜいくら勉強しても株式投資で勝てないのか?元経理部長トレーダーが、初心者でも失敗しない株式投資の始め方を徹底解説。「これを知らずにトレードすると損する」お役立ち情報を含めた攻略法をお伝えします。

年別:2016年
株式・FX・先物取引の確定申告、しないとどうなる?
  • 投稿 2016/02/21
  • 未分類

2015年分の確定申告の時期がやって来ました。

株式・FX・先物取引などで2015年に利益を出した人は、確定申告を忘れずにやりましょうね~

確定申告しないとどうなる??

株式・FX・先物などの利益に対して確定申告しないと、一体どうなってしまうのでしょう?

実は、私、過去に日経平均先物のトレードで稼いでいた時に、

「先物取引の確定申告なんて、アホらしくてやってらんね~」

と思って完全に無視していたんですよね。

でも、あるとき、税務署から手紙が届き、「詳しくお話をききたい」という連絡がきてしまったのです。

当時の勤務先では経理関係の業務を担当していたので、

「会社に脱税がバレたらどうしよう」

と焦りましたが、焦ったところでどうにもなりません。

結局、税務署に行って状況を説明して、修正申告書を提出して延滞税とともに支払うことで話がつきました。

(会社にはバレなかったみたいですが、、、汗)

前年の利益に対する税金を支払うわけですが、利益が出たことで調子に乗ってしまい車や家具などを買ってしまっていたこともあり、資金繰りが危なかったです。

あと、延滞税というのが年率14.6%という消費者金融並の恐ろしい利率でかかってしまうことも困りもの。ちゃんと確定申告をしていれば支払わなくても済んだのに、、、と思うとめちゃくちゃ悔しかったです。

税務署は何をチェックしているのか?

株式やFXなどの運用成績は、それぞれの証券会社から税務署にもれなく提出されています。ただ、個人で複数の会社に口座を持っている場合も含めると、膨大な調書が税務署に到着していることは容易に想像できますよね。

何千万も利益を出している場合は別として、数百万円程度の利益を出しているような人については税務署側で名寄の作業を行ってはいないようです。

たくさん届いた取引報告書の中から、「確定申告がされているかどうか」をチェックして、確定申告がされていない場合においては確定申告が不要な状況に該当するかどうかを調査しているような印象を持ちました。

(こうした名寄せを一発で行うことができるようにするために導入されたのが、マイナンバーというわけですね)

税務署に見つからなければいい、、、んですけどねぇ

こうしたことがあって、私は以後必ず確定申告をすることにしていますが、確定申告をしないですまそうとしている人も少なくないような気もします。

私のように延滞税がかかって想定外の税金を納めることになるのも大変ですが、悪質な脱税は刑事罰として扱われることがあることもリスクとして考えておくべきだと思います。

利益が出てしまったらちゃんと確定申告をしたほうが、やっぱり精神的にもいいですし、利益が出たならばちゃんと税金を納めて社会に還元するというのが、投資家のあるべき姿だと思います。

(利益が出ないようにする合法的な節税対策については、おいおい紹介していくことといたします)

原油価格 反転時に何で稼ごうか

原油相場下落が株式相場を揺さぶった!

 

2016年の1月から2月にかけて原油価格が暴落して、世界中のマーケットに混乱をもたらしました。

 

いったいどこまで下落するんだろうか・・

 

疑心暗鬼となった投資家が不安になって株を売りまくったために、日本の株式市場でも大幅な株価下落に見舞われてしまいました。一説には、原油価格下落により産油国の財政が急激に悪化、資金確保のためになりふり構わず資産を売却したとか。

 

そんな中、日経平均株価は、1月4日に18800円あったものが、2月12日には14800円まで下落、 たった1ヶ月ほどの間に株価が20%以上も下落するなんてかなりビックリしました。

 

株価下落の引き金となった原油価格の急落ですが、2月の下旬に入ってようやく反転の兆しがでてきました。 原子力発電だとか、太陽光発電だとかで、以前ほど存在感がなくなってきている原油ではありますが、まだまだエネルギーとして主役の座を譲ったわけではありません。

 

今後は、30ドル近辺の大底を確認して、反転・上昇へと転換していくように思います。

 

原油相場の上昇で儲けるには?

 

「原油価格が上がる」という相場観を持ったとした場合に、どのような投資対象が選択肢として考えられるでしょうか?

 

石油会社の株を買うのが定番かもしれませんが、原油相場の上昇と業績との相関がはっきりしないこともあり、原油価格と同じように上昇するとは限りません。

 

だったら、原油相場にしっかりと連動する投資対象を選ぶほうが得策です。

 

日本の証券会社で原油価格をトレードするには、原油ETFという商品がよいでしょう。原油ETFは、原油の先物価格に連動するように設計された投資信託なので、原油価格が値上がりするとそれに比例して値上がりするのが特徴です。

 

代表的な原油ETFとしては、次の3銘柄が挙げられます。

 

1671のWTI原油価格連動型投資信託

1699の(NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場

1690のETFS WTI原油上場投資信託 

 

 

原油ETFの最低投資株数は10株となっているのですが、1671 WTI原油価格連動型投資信託の最低投資単位は1株からということになっています。

 

ということは、なんと最低投資金額として1865円(2016年2月19日現在)から投資ができるんですよね。 (実際には手数料がかかりますので、あまりに小口の取引はオススメできませんが・・)

 

あと、変わり種の原油ETFとしては、原油価格の2倍の変動率となるように設計された原油ETFとして 2038の日経TOCOM原油ダブルブルETNというものがあります。

 

 

2038 日経TOCOM原油ダブルブルETNも最低投資単位が1株ですから、こちらは最低投資金額として905円(2016年2月19日現在)からトレードできます。

 

TOCOMは国内の原油先物市場ですから為替相場の影響を受ける点には注意が必要ですが、WTIの先物相場が上昇すればTOCOMも上昇しますので、WTIの2倍の利益が狙える原油ETFとして考えることができます。

 

「ダブルブル」というETFは、値上がり益が2倍となるのですが、値下がりした時の損も2倍。

 

要するにリスクが2倍となるというわけですが、そもそも原油相場に投資しようとすること自体ハイリスクなトレードですからあまり大きな資金をぶち込むことは避けたほうが良いでしょう。

 

大きく儲けたいなら、原油CFDという選択肢もある!

 

FXの取引をしている場合には、GMOクリック証券などのFX会社などで取り扱いのある商品CFDというものを利用してみるのも良いでしょう。

 

商品CFDというは、FXの取引と仕組みは似ていて、証拠金取引という形をとりますので手数料がかからないのが特徴です。 レバレッジが高く取れること、夜間も含めほぼ24時間取引ができること、など、原油ETFにはないメリットもあります。

(株式市場で取引される原油ETFは、夜間の突発的な値動きに対処できませんが、原油CFDであれば即座に対応することができます。)

 

ロスカットを入れてトレードをする場合には、日中しか取引ができない原油ETFよりも商品CFDのほうが優位性があると考えています。

 

原油相場上昇で一番大きく儲けられるのはコレだ! いくつか紹介してきましたが、一番大きく儲けることができるのは、海外FX会社で取り扱いのある商品CFDでしょう。 私も利用しているXMなら、レバレッジが888倍の取引ができますから、タイミングよく原油相場にエントリーすることができれば、資金を数十倍、数百倍にすることも夢ではありません。

 

絶対に当たらない宝くじに投資するくらいなら、原油相場に夢を託してみるのもいいかもしれないですよ。

うねり取り練習ソフトと練習法

うねり取りの練習はどのようにするのか?

 

うねり取りには練習が必要ということなのですが、

 

「相場の練習ってどのようにするのか?」

 

とちょっと疑問に思って調べてみました。

 

相場師朗さんはうねり取りの練習をすることを推奨していますが、うねり取りの練習というのはいわゆるデモトレードというものとはちょっと違うみたいです。

 

 

そもそも、デモトレードとは

 

そもそもデモトレードとは何かということですが、FXの場合には、メタトレーダーというチャートソフトがありデモトレードをごく普通に行うことが可能ですよね。

 

私は、トレードで大失敗をした経験があり、その後にトレード手法を見直すためにメタトレーダーを利用してFXのデモトレードを行いました。

 

そのデモトレードで安定的に利益を上げる手法を構築、6ヶ月連続で利益を上げることができるようになったので、ようやくリアルトレードに復帰することにしました。

 

実は、このメタトレーダーを使ってのデモトレードを行う前に、過去のチャートを使ってのチャート検証作業を行っています。

 

この検証作業ですとチャートを早送りする感覚になるので、時間の感じ方がリアルトレードとはかなり異なる点がネックです。

(FXでは15分足とか5分足とかを見てトレードするので、チャート検証でうまくできてもリアルでは上手くできないことが起こりやすいようです)

 

私がFXで勝てるようになった際の練習ステップについてまとめると、

 

過去チャートでの検証 ⇒ メタトレーダーでのデモトレード ⇒ リアルトレード

 

という経過を辿ったことになります。

 

 

検証のステップこそが「うねり取りの練習」だった!!

 

話をうねり取りの練習方法に戻しますと、上記の「過去チャートでの検証」という部分が相場師朗さんのいうところのうねり取りの練習という事になりそうです。

 

うねり取りは日足でのトレードがメインなので、FXのデイトレードのような時間感覚の差が出にくいことから、

 

過去チャートでの検証 ⇒ リアルトレード

 

というステップになるものと思われます。

 

肝心のうねり取り練習用のツールですが、楽天証券のマーケットスピードを使っている動画を見かけたこともありますが、相場師朗さん推奨のうねり取り練習用のツールは証券会社のチャートソフトではありません。

 

相場師朗さん推奨のうねり取り練習ソフトは、パンローリング社から発売されているチャート・ギャラリーというソフトです。

 

このソフトは過去30年の日足チャートを自由自在に見ることができる優れもの。

 

 

実は、「相場師朗の株トレード道場」の紹介動画でトレードを実演しているときのソフトが、パンローリング社のチャート・ギャラリーだったんですよね。

 

証券会社のチャートですと、日足のデータ保有期間が1~2年しかないことが多く、いろいろな相場の練習をするにはちょっとデータが不足しているんです。

 

現にここ1~2年というとアベノミクスのバブル相場の練習しかできませんから、今後想定される相場の荒波を乗り切るための練習としてはちょっと物足りない。

 

というわけで、有料ソフトとはなってしまいますが、うねり取りに本格的に取り組むのならチャート・ギャラリーは必須のソフトということが言えるでしょう。

 

 

投資効果が高いチャート・ギャラリー

 

チャート・ギャラリーは、一度購入してしまえば毎日チャートのデータが追加されていきます。相場師朗さんが推奨していることもあり、私も購入するつもりです。

 

このチャート・ギャラリー、一番安いバージョンで3万円ポッキリ

 

チャートソフトの中には、月額制(1万~2万円)のものもありますが、月額制で仮に1万円のチャートソフトを導入した場合だと年間12万円もの費用がかかる計算になります。

 

トレードで利益が出ていれば、まあ問題ない金額とも言えなくもないですが、これからうねり取りの練習を始めようとするとしたら、12万円の出費は控えたいですよね。

 

そう考えてみると、チャート・ギャラリーは初期費用のみで半永久的に利用できるわけですからたいへん良心的なチャートソフトだといえるでしょう。

 

ぶっちゃけ小遣いから出すのはちょっと厳しい(?)金額ですが、これからうねり取りの練習をほぼ毎日するうえでの必要な投資です。

 

トレードに必要不可欠なツールというわけで、小遣いからではなくてトレード資金から充当することにしようと思います。

 

(チャート・ギャラリーには、トレードルールの構築・検証ができる特別な機能のついた高機能版もありますが、うねり取りの練習をするだけであれば3万円ので十分すぎるほどでしょう)

 

チャート・ギャラリーの詳細についてはパンローリング社のサイトから一度確認してみてください。

 

 

相場師朗 うねり取りの始め方

相場師朗さんのうねり取りに興味をもっていろいろ調査しています。

うねり取りについてこちらで紹介しているとおり、いくつか書籍が出版されています。相場師朗さんのうねり取りをインターネットで知って興味を持った方がこれらの書籍を購入することもあるかもしれませんが、個人的には正直オススメできません。

『うねり取り入門』『あなたも株のプロになれる』の2つの書籍は、うねり取りの概要を理解することは十分可能だと思いますが、書籍の情報をベースに自分で実際にうねり取りのトレードができるかといえば、そうではない気がするからです。

(私自身、これらの本を読んでみても、何も具体的な学びは得られませんでした。)

では、相場師朗さんのうねり取りを学ぶにはどうすればいいのでしょうか?

 

株塾ということで、相場師朗さんの20万円以上する「相場師朗の株トレード道場」が募集されているので、資金的に余裕がある場合には選択肢の一つになるかもしれません。

 

株式投資をしていたら、資金量にもよりますが、20万円の損なんてあっという間に出てしまいますよね。買った株が運悪く値下がりしてしまった場合には、20万円の損では済まない可能性が高いです。報酬比率や資金管理などを徹底して、上手くトレードしていたとしても、ロスカットで20万円の損失を食らうなんて日常茶飯事ではないでしょうか。

 

「20万円の投資塾は高い」という問題ではなく、重要な事は投資に値する効果が偉えるかどうかに着目すべきです。要するに本当に正しく、利益の出る手法であれば決して20万円の株式投資教室は高いものではないということになります。

(間違った投資を続けたら、20万円の損どころか、200万円、2000万円の損だって可能性はありますし、、、)

 

もっと安くてうねり取りを勉強したい場合には、「相場師朗 7step株式投資メソッド」が良いと思います。20万円以上もする相場師朗の株トレード道場に比べると、はるかに安い価格でうねり取りを学ぶことができます。

 

相場師朗の株トレード道場と7step株式投資メソッドは何が違う?

 

相場師朗さんのうねり取りを学ぶことができる2つの教材ですが、7step株式投資メソッドが2013年に作成されたもので若干古いのに対し、株トレード道場は2016年の募集開始の最新教材ということになります。

うねり取り自体は、相場師朗さんもよくおっしゃっている通り、江戸時代から行われている手法ということで、教材発売時期が3年違うからといっても内容にはそれほど大きな違いはないはずです。

 

ただ、この3年は、相場師朗さんが多くの個人投資家さんを指導する中で、より上手な教え方を模索し続けてきた期間だったとのこと。最新版の株トレード道場のほうが、より教え方が洗練されている可能性が高いです。

例えば、7step株式投資メソッドでは、移動平均線を3本使ってロジックの説明を行っているのに対し、株トレード道場では新しく導入した移動平均線を使ってよりチャートがわかりやすくなっています。「株は技術だ」というのがモットーの相場師朗さんが、技術を習得しやすいよう教え方を改良した成果だそうです。

 

株トレード道場は、教材の学習時間が30時間にもなるそうで、私としてはやや長過ぎる気がしなくもありません。すべての学習を終えるだけで30時間かかるわけですし、1度だけ復習しようと思ってもさらに30時間かかることになります。1日2時間の学習をしたとしても2周間はかかる計算になり、ちょっとハードルが高いですよね。

それに比べて、7step株式投資メソッドは、約7時間のコンパクトな作りとなっています。うねり取りの要点を手っ取り早く習得するのには7step株式投資メソッドのほうが向いているでしょう。

 

どちらのうねり取り教材を利用するにしても、うねり取りの練習はそれなりに必要となることは決して忘れてはいけない重要ポイントです。

株式投資で80%の投資家が損失を出してしまうのは、トレードが下手だからというのが相場師朗さんの口癖。だったら、上手になるまで練習しましょう、ということなんですよね。

 

通常、ゴルフ場でラウンドする前には、ゴルフ練習場に何度か通ってまっすぐ打てるように練習するのではないでしょうか?私の場合は、会社の社員旅行で初めてゴルフをすることになり大慌てでクラブを揃え練習場に通った記憶があります。先輩社員に迷惑をかけないようにと、真剣にゴルフの練習をしたものです。(練習の甲斐なく、初ラウンドは178という散々なスコア。「よく数えたね」と先輩からはやさしい言葉をかけてもらえましたが、目は怒っていたっけなぁ・・・)

 

私のヘボゴルフの話はさておき、ゴルフに限らずスポーツや習い事をする場合に、なにかしらの形で練習するのが普通だと思います。しかし、こと株式やFXのトレードとなると練習らしい練習をする人はほとんどいません。これには心理学的な理由が隠されているのですが、とにかく練習しないで下手くそなままずっとトレードを続けているため、多くの投資家が損失を出してしまい市場から退場する事になってしまうのです。

 

私は、7step株式投資メソッドで相場師朗さんのうねり取りという有用な手法を学んでいるので、「うねり取りの練習」というのを初めてみたいと考えています。うねり取りの練習方法については、こちらの記事で詳しく解説してみたいと思います。